スーパーマップル・デジタルは、「デジタル地図、住所、POI(検索データ)、行政区画、道路ネットワーク、観光地エリア」などの各種データが搭載された、数多くのお客様にご利用いただいているロングセラー地図活用ソフトです。
最新版「スーパーマップル・デジタル25」では、近年のオープンデータの急速な普及にも対応し、地図をビジネスにさらに活用するための新機能を備えつつ、基本性能の改善も行っています。
「スーパーマップル・デジタル25」は、全国のパソコンショップ、家電量販店、各社オンラインショップ、マップル公式オンラインサイトにてお買い求めください。
外部システムで保有・管理されている、もしくはオープンデータとして提供されている、店舗や施設などの「地点情報」、経路などの「線情報」、領域などの「面情報」といった位置情報付きのデータをスーパーマップル・デジタル内部に取り込む方法として、従来から対応している「KML」形式 や「GeoJSON」形式に加え、新たに「シェープファイル」形式をサポートしました。
※ .shp、.shx、.dbfの3ファイルが同一階層に同一名称(拡張子を除いた部分)で揃っている場合のみ取り込み可能です。
※ 座標系は地理座標(経緯度)のみをサポートしています。それ以外の座標系(投影座標、地心から見た座標)が設されたファイルは取り込むことができません。
※ 座標は常に世界測地系の経緯度として取り込まれます。
Esri社が提唱した位置情報(図形情報や属性情報など)を格納することができるベクター形式のファイルフォーマットです。
主に地理情報システム(GIS)間での位置情報データの相互運用などで使用されています。
地図上に地点の情報をプロットしたり図形を描画した結果を保存、管理できる「カスタム情報」機能」がさらに使いやすくなりました。
「情報記入」タブを選択時、地図画面の右側に表示される「カスタム情報ウィンドウ」内のカスタム情報フォルダにチェックボックスが追加されました。
フォルダ名の左にあるチェックボックスをON/OFFするだけで、地図上に表示されるカスタム情報を自由に制御でき、また表示されているカスタム情報がどのフォルダ内の情報なのかも一目でわかるようになりました。
カスタム情報アイコンをシンプルで視認性が高いデザインに刷新しました。
不動産業界、配送・運送業界などで利用しやすいものを数多く用意しましたので、今まで以上にビジネスシーンで便利にお使いいただけます。
スーパーマップル・デジタルは、全国の行政区域(都道府県、市区町村、大字)の形状データを標準搭載しています。
この行政区域をはっきり示すハイライト機能では、従来は1つの区域だけが対象でしたが、スーパーマップル・デジタル25では、同時に複数の行政区域をハイライトすることが可能になりました。
指定した行政区域に含まれるカスタム情報(店舗や顧客などの管理情報)をワンタッチで抽出する機能も追加されて、顧客管理や商圏分析にも簡単にご活用いただけるようになりました。
スーパーマップル・デジタルシリーズは、細かな使い勝手にも改良を重ねて、毎年着実に進化しています。
スーパーマップル・デジタル25での改良の一部を示します。
[1] 地図上に描画されたカスタム情報図形(面、線)が選択された際に、選択された図形の線幅を大きくして、対象の識別性を向上させました!
「オープンデータが普及してきているというけど、具体的にどういうデータがあるの? 地図上でどういう風に見えるの? 使えるの?」というお客様の疑問にお応えして、無料でご利用いただける「編集済オープンデータ ダウンロードサイト」を開設しました。
・地価公示(テキスト表示) | ・洪水浸水想定区域データ(ポリゴン表示) |
・バスルート(ライン表示) | ・土砂災害警戒区域データ(ポリゴン表示) |
・津波浸水想定データ(ポリゴン表示) |
ご希望の都道府県を選んでダウンロードしたファイルは、すぐにスーパーマップル・デジタルでご覧いただけます。 オープンデータを地図上に表示した実例を、簡単にご確認いただけますので、ぜひお試しください。
※ダウンロードできるデータはスーパーマップル・デジタル専用のカスタム情報形式(.rcm)です。
※ご利用にあたっては、ユーザー登録(無料)が必要です。
※ダウンロードサイト内に記載の注意事項をよくお読みになり、ご同意の上でご利用ください。
対象:24種類
単位:都道府県単位
形式:スーパーマップル・デジタル専用形式
(カスタム情報ファイル:RCM形式)
カテゴリ | オープンデータ名 | 収録細目 |
---|---|---|
地価 | 地価公示 | |
交通 | バスルート | |
災害・防災 | 洪水浸水想定区域 | 計画規模 |
想定最大規模 | ||
浸水想定継続時間 | ||
家屋倒壊 | ||
土砂災害警戒区域 | 急傾斜地の崩壊 | |
土石流 | ||
地滑り | ||
地すべり防止区域 | 国交省 | |
農水省 | ||
林野庁 | ||
急傾斜地崩壊危険区域 | ||
津波浸水想定 | ||
高潮浸水想定区域 | ||
災害危険区域 | 水害(河川) | |
水害(海) | ||
水害(河川・海) | ||
急傾斜地崩壊等 | ||
地すべり等 | ||
火山被害 | ||
その他 | ||
大規模盛土造成地 | 谷埋め | |
腹付け |
スーパーマップル・デジタル25でも、地図の経年変化にしっかり対応。
2024年1月に施行された浜松市の行政区再編(7区→3区)をはじめとして、JR北陸新幹線 金沢駅~敦賀駅間延伸(2024年3月)、宇都宮ライトレール(ライトライン) (2023年8月)、北大阪急行電鉄 千里中央駅~箕面萱野駅間延伸(2024年3月)などの新規開業・延伸した鉄道路線・駅も、中部縦貫自動車道 勝原IC~九頭竜IC(2023年10月)、九州中央自動車道山都中島西IC~山都通潤橋IC(2024年2月)、日本海東北自動車道遊佐比子IC~遊佐鳥海IC(2024年3月)などの新規開通道路も、ワーナー ブラザース スタジオツアー東京(2023年6月)、麻布台ヒルズ(2023年11月)、 JPタワー大阪(2024年3月)などの新規開園・開業した有名施設も漏らさず収録しています。
※地図・検索用データは、 2023年10月25日(POI情報の一部は2024年1月30日)までに判明した2024年4月1日までに実施の経年情報に基づき作成しています。
「車」のルート検索データについて、高速道路は、2023年9月時点で判明した2024年4月1日時点の情報(料金は2023年12月31日までに判明した情報)を反映、一般道路・フェリー航路は、2023年9月までに判明した重要情報を反映しています。